カーペットの特性

カーペット取り扱い方法

カーペットの起源

カーペットとは、18世紀のヨーロッパで、屋内の床に一般的に使用されるようになりました。 手で結んで作られたパイル絨毯は、中央アジアで紀元前4000年から2000年の間に作られたとされています。 製法は10世紀にムーア人によってスペインに紹介され、十字軍がトルコのカーペットをヨーロッパに持ち帰りました。 当時は、壁に掛けられるか、テーブルを覆うものとして用いられ、17世紀に通商航路が始まったことにより、ヨーロッパ西部では多くのペルシャ敷物が導入されました。



カーペットの豆知識

ひとくちにカーペットといっても、その素材はさまざま。それぞれにちがった特性を持っています。 ここでは、その素材のについてご説明させて頂きます。

■ウール■

柔らかくて暖かい
手ざわりがやわらかで暖かいカーペットなら、自然素材のウールです。 湿度を調節する機能を持ち、人間の毛と同じく水をはじく性質があるので、ジュースなどのシミがつきにくいという特長も持っています。また、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸着し、再放出させない働きもあるというカーペットにぴったりの優れた素材です。

■ナイロン■

擦り切れに強い
カーペットの素材の中で、最も耐久性・耐摩耗性に優れているのがナイロン。 オフィスやホテルのロビーなど、人の行き来が多い場所によく使われています。 とくにBCFナイロンは一本の長い繊維からできているので、遊び毛も出ず清潔感を保てます。 子ども部屋などにおすすめの素材です。

■アクリル■

ウールに近い風合いを持つ
やわらかくて暖かいなど、ウールに似た風合いを手軽に楽しめる化学繊維です。 帯電しにくいため静電気が起きにくいといったメリットもあります。

■ポリプロピレン■

軽くて強くて汚れにくい
軽くて丈夫、そして湿気を取り込みにくい、汚れがつきにくいなどの特長があります。 繊維にする前の原料の段階で着色するので、日光による色あせも少なくなっています。

■シルク■

シルクの繊維は人の肌に近くタンパク質で出来ている為、皮膚の弱い方やアトピー性皮膚炎の方にも安心してご使用できます。 吸水性・発散性・通気性に大変優れており夏は涼しく冬は暖かく更に熱にも強く燃えにくいのも特徴です。 独特の光沢はシルクならではの素材です。

■ポリエステル■

ポリエステルの繊維はナイロンに次ぐ強度を持っており耐摩性・耐久性に優れておりシワなどの回復力が良い素材です。 カビ・虫・細菌などに強く吸水性・吸湿性が良く発散性にも優れております。

■レーヨン■

レーヨン素材は主に木パルプから精製された再生繊維で吸水性が良く科学繊維の中でも1番の吸湿性に優れています。 熱にも強く燃えにくくシルクにも似た光沢があります。

■綿・コットン■

綿は自然素材で柔らかく肌触りが良く吸水性・発散性に大変優れております。 熱にも強くサラッとした肌触りが特徴です。

■麻■

麻は自然素材で皮膚に触れた時の冷感があります。 熱伝導性に最も優れており放熱性が大きい為、冷涼感の要素になっています。 吸水性・発散性にも優れており汗ばんでも密着しにくいのも特徴です。

■竹■

その名の通り竹は自然素材でひんやりとした肌触りが特徴です。 密着した時の体温を2℃~3℃下げるともいわれております。 消臭性もあり通気性が良い素材です。


カットパイルとループパイル

カーペットの表面にある毛足のことを「パイル」といいます。大きく分けると、毛先をカットしてそろえたカットパイル、タオルの毛のようにループ状にしたループパイルがあります。 カットパイルはふわっとやわらかい肌ざわりで、弾力性・耐久性はループにやや劣るので歩行量の少ない寝室などに向いています。ループパイルはサラッとした肌ざわり。弾力があって復元性に優れています。 廊下や階段、リビングなどにおすすめです。